為替レートの基本「クオートの基本原則」
■クオートの基本原則 USD/JPYの場合、USD(米ドル)がベース通貨となりますが、レートの上昇は反対通貨に対するUSDの価値の上昇を示します。ドルストレートの取引ではUSDがベース通貨となるのが一般的ですが、GBP(英ポンド)、EUR(ユーロ)、AUD(豪ドル)のようなメジャー通貨の場合、GBP/USDのように、USDがクオート通貨となります。その場合レートの上昇はUSDの価値の下落を示します。言い換えればベース通貨の需要の高まりを意味します。レートの上昇はベース通貨の買い優勢、下落は売り優勢を示します。 次回:クロスカレンシーとは