コーセー、新入社員に「デジタル化」「ネット社会」への対応を期待
2018.04.5
編集部
株式会社コーセー(東京都中央区)は2日、本社で2018年度入社式を執り行い、代表取締役社長の小林一俊氏が「デジタルの技術をどう活用し、お客に提供する付加価値をどう高めて、新たなサービスを創造するかがキーポイントになる」などと訓示した。
式典には今年度の総合職採用73名(男性28名、女性45名)が出席した。
訓示では、新入社員に対して「デジタル化」や「ネット社会」への対応を期待すると強調。「これができるかどうかで企業の運命が変わる」(小林氏)との認識を示した。これまでの常識に囚われない「斬新な発想」、「チャレンジ精神」とともに今後はますます「スピード」を期待した。
情報は一瞬で拡散し、一瞬で勝敗が決するため、変化に先んじて手を打てば、大きな成長を遂げる可能性があるとして、「是非、ITやネットに慣れ親しんできている“デジタルネイティブ”世代の皆さんには、先輩社員を刺激するくらいの存在になって欲しい。そして、自分自身を磨くことを通じて、新たなコーセー像を自分が創っていくという気概を持ち、業務に取り組んで欲しい」(小林氏)と述べた。
化粧品産業は、生活に彩りや潤いを与え、人々の心に満足を提供し、世の中を明るくするという意味では、この産業の担う役割は今後もますます大きくなるとみられる。特に化粧品産業は2016年に初めて輸出が輸入を上回り、今後日本の競争力の一翼を担う産業になるであろうと言われている。
今年度の美容スタッフ職採用は221名。その入社式は、3月23日と3月30日に、コーセー王子研修センター(東京都北区)にて行った。
引用元:美容経済新聞
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